手の痛みガイド - ホーム突き指 掌側板(PIP関節)損傷
掌側板(PIP関節)損傷
掌側板とは、第二関節(これをPIP関節といいます)の手のひら側についている繊維軟骨のことで、この繊維軟骨が強い外圧などで損傷してしまうことで起こる突き指を「掌側板損傷」といいます。骨折を伴うこともあります。
指の靭帯は指が正しい方向に向いて曲げることが出きるよう機能していますが、PIP関節の繊維軟骨は、「過伸展(かしんてん)」といって、指が反り返りすぎないような役目を担っています。
もっとも発生しやすいスポーツはバレーボールなどです。また、バスケットボールなど大きなボールを使うスポーツでもよく起こります。
超音波検査などで掌側板損傷が確認され、骨の剥離状態なども確認されたら、他の突き指と同じように患部を固定して安静にします。固定期間は状態にもよりますが、2週間から4週間程度です。
掌側板損傷も側副靭帯損傷とおなじように単純な突き指と油断して放置してしまい、すぐに治療できないことで、指が曲がりにくくなるなどの機能障害を残す可能性があります。骨折といっても掌側板のそばの小さな剥離骨折の場合、突き指の痛みと大差ない場合もあります。
いずれにしても、安静にしておけば放置していても治る突き指なのか、専門医のもとで適切な治療をしなければ機能障害をのことすほどの突き指なのか、あるいは手術が必要な状態なのかは医者にかからないと分からないことですので、たかが突き指と油断せずに専門医を受診しましょう。
