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関節リウマチの治療(ステロイド)

当初は「関節リウマチの特効薬」と期待された「副腎皮質ステロイド薬」があります。ステロイド(ステロイドから精製されるコルチゾンというホルモン)は非常に優れた炎症に対する抑制力をもっており、それまで関節で歩くことが出来なかったり、立ち上がることが出来なかった患者でもステロイドの注射によって歩くことが出来るようになったり、立ち上がることが出来るようになったほど劇的な効果をもたらしました。

1950年にコルチゾンを発見したエドワード・カルビン・ケンダルで、、フィリップ・ショウォルター・ヘンチ、タデウシュ・ライヒスタインと共に、副腎皮質ホルモンの発見、及び構造・機能の解明の功績で、ノーベル生理学賞・医学賞をも受賞しています。

その後ステロイド薬は高い効果の代償に、かなり強い副作用が出ることも判明し、一時期は全く使われなくなってしまいました。また、ステロイド薬を長期間服用することで、本来体内の副腎で作られていたステロイドホルモンの生成が、止まってしまう原因となります。体内でステロイドホルモンが生成されなくなることで、低血圧になったり、ストレス体性が低下するほか、体力の低下も起こります。

しかし現在では副作用を抑えながら出来るだけ効果をだすように、ステロイド薬や服用の仕方が工夫され、近年では再び関節リウマチに使われるようになっています。但し、ステロイド薬は上記のとおり、副作用の非常に強い薬剤ですので、意思によって決められた量と期間は厳密に守るようにしましょう。痛みが強いからと勝手に量を増やしてしまうのは副作用の危険が高まりますし、痛みが緩和したからといって服用を止めてしまうと、関節の破壊が進行してしまうなどの危険があります。


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