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関節リウマチの治療(消炎鎮痛薬)
別のページの「関節リウマチの原因」でご紹介したように、関節リウマチが起こる原因は現在のところはっきりしていません。原因がはっきりしていないため、残念ながら「根治治療」によって、発症の原因をとりのぞき、全快することは期待できません。そのため、投薬治療などによって、患者の「QOL(クオリティ・オブ・ライフ)を維持し、根治治療できないまでも、リウマチによって痛みを感じず、関節の変形などを進めないことが目標となります。
関節リウマチはまず薬物療法から取り入れられます(患者さんの症状によっても異なります)。関節リウマチは関節部、あるいは関節につわたる神経群に炎症を起こしていることが多いため、炎症を抑えるために、非ステロイド性の抗炎症薬(消炎鎮痛薬)を服用します。これによって痛みを取り除くことが出来るため、患者さんの日常生活の維持に役立ちます。
ただし、消炎鎮痛薬によって、一時的に痛みや痺れを抑えることが出来ても、消炎鎮痛薬では関節リウマチの進行を抑えることはできません。これだけでは、骨や軟骨、関節の破壊は進行していってしまうのです。また、非ステロイド系の抗炎症薬は内臓系に副作用があります。胃潰瘍や腎臓の機能低下が認められます。
関節リウマチのごく初期段階においては、非ステロイド性抗炎症薬の投薬も行われますが、上記のとおり、あくまでも一時的に炎症を抑える効果に留まるため、関節の破壊の進行が早いと考えられる場合は、「メトトレキサート」に代表される「抗リチウム薬」が、関節リウマチの早期の段階でも使用されています。
