手の痛みガイド - ホーム 手根管症候群 手根管症候群の治療
手根管症候群の治療
手根管症候群が確認された場合は、その症状、重篤度によって、治療が行われます。
ごく軽度の場合は、手を安静にし、消炎鎮痛剤(冷湿布など)を塗布することで良くなることがあります。手を安静にするためには、手首に添え木をしてしっかり固定するようにします。「固定治療」を数ヶ月することで軽度の手根管症候群に効果があります。
「固定治療」と同時に「投薬治療」も行われます。手根管症候群の原因が炎症にある場合には、非ステロイド系の抗炎症薬の投与によって改善が見られるほか、「コルチステロイド」によっても炎症を抑えることで、神経系の圧迫を緩和する効果があります。
固定治療、投薬治療のみでは改善がみられない、またこれらの治療では不十分と考えられる場合には、外科手術によって、完治を目指します
外科手術で手根管や靭帯を切開し、神経の圧迫をなくすことで、痛みは劇的な改善が期待できます。しかし、予後が悪いと、手や指の感覚が戻らなかったり、痛みがぶり返してしまうこともありますので、手術後も油断せず受診しましょう。
手術後は普通、特別なリハビリは必要ありません。ただし、靭帯を切開することで、一旦握力が落ちてしまうなどの一時的な障害は出ますが、半年もすれば元に戻りますが、手術前の状態によっては、手や腕の筋力が手根管症候群の発症前に戻らないこともあります。
